よく聞かれる「神主の仕事って何?」…神主の仕事は地味です

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「神主って何してるの?」

神主あるあるでしょう。必ず聞かれます。一般的には想像出来なくて当たり前ですよね。

私はこう聞かれたときは「厄払いとか地鎮祭とか還暦祝いとか…お祓いが主な仕事です」と答えています。分かりやすいから。

本当の所は、この「お祓い」は月に2,3回ほどしかないイベントであって普段の神主は地味&アナログな作業をしています。

神主にとってはあるある、それ以外の人にとっては誰得な内容ですが、どれほどに地味でアナログな作業をしているのか見てみてください。

※神社の規模によって仕事内容は様々です。私は普段参拝者もいないような田舎の神社の神主です。

1.紙を折って切る

̪紙垂(しで)や幣束(へいそく)は神社・神事に欠かせないアイテムです。

この紙垂や幣束は業者から買う人もいるのでしょうが、うちでは手作業で作っています。

紙垂の作り方

まずは紙を折ります。型紙に合わせてカッターで切り込みを入れます。

紙垂 作り方 しで 神社 神主 仕事

切り込みを入れたら折っていきます。

紙垂 作り方 しで 神社 神主 仕事

紙垂の出来上がり~。幣束も大きさや型紙は違えど作業内容は大体同じです。

紙垂 作り方 しで 神社 神主 仕事

紙を折ったり切ったりって、大人になるとなかなかやらない作業ではないでしょうか?

2.木を切って棒を作る

幣束の中心の棒。これは葦という植物を使用しています。この葦は山奥に取りに行き、乾燥させます。(なんて原始的…)

幣束 棒 葦 作り方

乾燥させた長い葦を幣束用に切っていきます。切った葦の皮を剥くと、ツルツルとした棒になります。完成。

幣束 棒 葦 作り方

葦の残骸の処理は結構大変。

3.ハンコを押す

お札には神社のハンコを押します。これも手作業です。

お札 ハンコ

このハンコを押すのって難しいんですよねえ。ちょっと端っこが欠けたり曲がってしまったり。意外と押す力も必要なので疲れます。

・・・まだまだ作業はあるのですが、ざっくりとご紹介しました。

表ではお祓いなどをしていますが、裏ではこのような地味な作業ばかりです。

神事の際に手に持つ尺や扇よりも、カッターを握りしめてる時間の方が長いです。カッターとの相性大切。

私はかなりの不器用&大雑把なので神垂作り等は失敗の連続です……。手先が器用な人が神主むいてると思います。

知らない人にとっては意外な神主の仕事だったかもしれませんね。これからも神社や神主のことを身近に感じてもらえるような内容をお届けしようと思います!

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ABOUTこの記事をかいた人

新潟県南魚沼市大里に鎮座する一宮神社がブログを始めました。3月12日の農具市祭が有名です。 神主だからこそ発信できる情報、南魚沼での生活のことなどを綴っています。