孫ターン。生活してみて感じる事

孫ターン 移住

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「孫ターン」。新潟に移住してからよく言われるようになった言葉です。

私は東京生まれ東京育ちで、神主を継ぐために新潟県南魚沼市にある祖父母の住む家へ移住しました。

Uターン、Iターンなど移住の形は様々ですが、「孫ターン」をしてみて感じたことをいくつか。

まずは良いと思ったところ。

初めてではない安心感

幼い頃から夏休み冬休みと遊びに来ていたので、土地は何となく知っていましたし、どういうお店があるか等も分かっていました。生活基盤が変わる事に対する覚悟も出来ました。

また、この土地を知り尽くしていて周りからも信頼を受けている祖父母という存在が身近にあることは大きいです。

実際、移住当初は近隣の方から「太夫(たゆ)さんとこの孫か」と話しかけてくれたりしました。※神主のことをここらへんでは太夫(たゆ)と呼んでいます。

何か困ったら相談できたりしますし、祖父母というツテがあるのは強い部分だなあと思います。

違う世代を生きている同士学ぶことが多い

祖父母の生きてきた時代は、私には想像もつかないような大変な時代でした。

よく祖母に言われるのは「今の女の人は家で威張ってて羨ましい。」ということです(笑)。昔は女の人は旦那の家に嫁ぎ、義理の父・母と共に食卓を囲み生活を共にすることが当たり前でした。
そして、一家の主である旦那には逆らわない。等々。

とてもじゃないけど、今の人はそんな暮らしは無理ですよね。私はそんな生活だったら1時間もせず家をさっさと出ます(笑)

でも、昔の日本の女性は我慢の連続だったんだな~すごいな~と知れたことは祖母と暮らして色々な話をするようになったからゆえです。

逆に私は祖母につい最近までATMを使ったことが無かったので使い方を教えたり、高速バスの時刻表をすぐネット検索したりなどで少しは役立っている?はずです。

お互いに知らない事や出来ない事を補えあえています。

でも孫ターンは良い事ばかりではありませんので、ここは気を付けた(覚悟した)方がいいかもというところを。

完全同居はお互いにストレスになる

私の住居は、元々あった祖父母宅を増築して、エセ二世帯住宅のような形で暮らしています。(玄関、風呂は共同)

多分、完全同居だったらお互いに発狂してると思います(笑)。

まず生活リズムが私と祖父母では違うし、料理の好みも全く合いません。

私は基本在宅なので一日1回は祖父母と顔を合わせるけど、私の旦那に関しては朝早く出て夜帰ってくるスタイルなので一週間に1,2回会うかどうかくらい。

でもね、実際これくらいの距離感が丁度いいんです。祖母も「料理が別なのは本当に良いわ」と言っています。

「普段は干渉しあわないけど、困ったときはお互いに助け合いましょう」と決めています。

介護、出産、育児…限りある時間を計算

誰でも年老いたら、誰かの手助けが必要になります。祖父母は今は有り難いことに元気ですが、いずれは介護が必要になります。

・・・ということは、出産、育児は祖父母がまだしっかりしているうちにした方が絶対に良いよな~と考えたりもします。

介護への覚悟は…私自身出来ているかといわれれば微妙ですが、覚悟云々よりは自分だけで抱え込まず頼れる人が身近にいるかどうかが大切でしょう。

ということで、孫ターンしてみて感じる孫ターンの良いところ、大変なところでした。

いつどうなるか分からない高齢者と暮らし始めると「いつまでこうやってお喋り出来るのかな」とふと思うことが多いです。そして少し悲しくなったり。もっと優しく接しようと反省したり。

こんな風に祖父母を大切におもえるようになったのは孫ターンしたおかげです。孫ターンじゃなくても良いから、たまにはおじいちゃんおばあちゃんに電話でもしてあげよ。世の孫たちよ。

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ABOUTこの記事をかいた人

新潟県南魚沼市大里に鎮座する一宮神社がブログを始めました。3月12日の農具市祭が有名です。 神主だからこそ発信できる情報、南魚沼での生活のことなどを綴っています。