認知症について何も分かっていないから【認知症サポーター養成講座】に行ってみたよ

認知症サポーター養成講座 認知症 介護 対応

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あなたは認知症についてどれほど理解がありますか?家族や身の回りに認知症の方がいない限り、「自分には関係ない話」だと思っていませんか?しかし、今は高齢社会。国や行政、福祉事業だけを頼るのではなく一人一人が認知症の事を理解し、サポートしていく必要があります。

「認知症サポーター養成講座」は、厚生労働省が「認知症を知り地域をつくるキャンペーン」の一環として、認知症になっても安心して暮らせる町をつくることを目指して、各地域で実施されています。

約90分間の講座ですが、認知症がどのようなものなのか、どのようにサポートするのがベストなのかを学ぶことが出来ます。

これからどんどん認知症の方が増えていくのに、認知症に対して何も分かっていないのは怖いな。と感じ「認知症サポーター養成講座」を受講しました。その中で学んだことをご紹介します。

認知症とは

何らかの原因で脳に障害が起こり、日常生活や社会生活に支障をきたすようになった状態のこと。

認知症の原因となる主な病気

  • アルツハイマー病
  • レビー小体病

脳の神経細胞が死んで脳が委縮する病気

  • 脳血管性認知症

脳の血管が詰まったり、破れて出血したりすることで、一部の細胞が死んで神経組織が壊れる病気

認知症の症状

  • 記憶障害……新たなことが記憶できない
  • 見当識障害……時間や季節などの感覚が失われる
  • 理解・判断力の障害……考えるスピードが遅くなったり、一度に処理できる情報量が減る
  • 実行機能障害……計画を立てて実行することが出来なくなる

認知症と加齢による物忘れの違い

認知症 加齢による物忘れ
経験したこと全体を忘れている 経験したことが部分的に思い出せない
目の前の人が誰なのかわからない 目の前の人の名前が思い出せない
置き忘れ・紛失が頻繁になる 物の置き場所を思い出せないことがある
食べたことじたいを忘れている 何を食べたか思い出せない
約束したことじたいを忘れている 約束をうっかり忘れてしまった
数分前の記憶が残らない 物覚えが悪くなったように感じる
月や季節を間違えることがある 曜日や日付を間違えることがある

こんな時どうする?認知症の方への対応

1.買ったものを忘れている時

~洋服屋さんにて~

この洋服どうかしら?良いと思わない?
おのさん
(それ、今買ったばかりだよ……)

直前の記憶が障害されており、ものを買ったことを完全に忘れています。こんな時あなたならどう対応しますか?

この洋服どうかしら?良いと思わない?
おのさん
とても似合ってるよ!あとで私が買ってあげるね。そういえばあのお店良さそうだったから行ってみない?

本人の言ったことに共感しながら、さりげなく別の事に関心を向けるのが良いでしょう。新しい情報が入る事により、洋服に関しての情報が他のお店の情報に塗り替えられます。

2.自宅と認識できていない

~自宅にて~

おのさん
お茶でもどうですか?入れてきましょうか?
どうぞ、お構いなく。私はそろそろ帰りますので……
長年住んでいた自宅や家族のことを忘れてしまっています。「ここは家だよ」と言いたくなりますが、本人からしたらそう言われても混乱するだけです。
どうぞ、お構いなく。私はそろそろ帰りますので……
・では、一緒に出掛けましょう

・もう少し休んでいかれてはどうですか?

・美味しいお菓子があるので食べていってください

本人の認識や気持ちを受け止めつつ、気分転換の声かけをしたり、他の関心ごと(テレビやお菓子)へそらして気持ちを落ち着かせるのが良いでしょう。

「自分の物を勝手に使われた」と思い込む

そのバッグ、今度から使う時は一言いってね!この泥棒!
おのさん
(このバッグ、今朝「使っていいよ」と言われたから借りていたのに……)
自分の物を家族に貸したことを忘れてしまい、「貸したはずがない」という思い込みから「勝手に使われた」と確信的に思い込んでいます。
そのバッグ、今度から使う時は一言いってね!この泥棒!
おのさん
大切な物だったんだね。ごめんなさい。

本人の気持ちを読み取り、共感的に対応して落ち着かせるのが良いでしょう。

家族も、本人と一緒に認知症と向き合う当事者

認知症の家族の介護疲れは深刻な問題です。

「家族の事だから家族で解決しなければ」と思い、悩みや問題を抱えてしまう人も多いですが、認知症の対応は精神的にとても苦しいものです。一人で抱え込んで社会から孤立しないことが大切です。

認知症の人とその家族を支援する「家族の会」が全国各地にあります。また、介護サービスの利用や身近な人に相談するなど、介護する人の心と体も大切にしましょう。

公益社団法人 認知症の人と家族の会

認知症サポーターとは

認知症は誰もがかかる可能性のある身近な病気です。いつ自分や家族、友人や知り合いが認知症になるかわかりません。他人事として無関心でいるのではなく、「自分自身の問題である」という認識をすることが大切です。

認知症サポーターは、何か特別な事をする人ではありません。認知症について偏見を持たず、認知症の人や家族に対して温かい目で見守る事がスタートです。

まとめ

認知症について正しい知識を持ち、認知症の人や家族をサポートする手立てを知っていることで、それぞれの暮らしを守っていくことが出来ます。今回「認知症サポーター養成講座」を受講し、認知症に対しての理解が深められました。

「人」という字は互いに支え合って成り立っている。

と某先生が言っていました。これからは人が人を支えざるを得ない時代です。認知症に対して「自分も当事者である」という認識を持つことが大切だと感じました。

おしまい

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ABOUTこの記事をかいた人

2018年4月新潟県南魚沼市へ移住予定。「東京と南魚沼(暮らしやモノ、コト)の橋渡し」を目標に南魚沼のあれやこれを南魚沼初心者目線で発信。主婦業も超初心者。田舎雪国主婦ライフを徒然と【雑魚主婦ブログ】に綴っております。基本好きなことを好きなように書いています。